2008-06-04(Wed)

レポート:トレチノインハイドロキノンについて 直し

トレチノインは、ビタミンAの誘導体で、これを使って、アメリカではニキビやシワの治療を行っています。トレチノインは皮膚の若返りの薬として使われることもありますが、残念ながら、日本ではまだ認可はされていませんが多くの美容外科ではこのトレチノインなどをニキビの治療に用いているところがたくさんあります。ビタミンAは、最近多くのアンチエイジング化粧品に含まれている成分ですので、ご存じの方も多いと思います。トレチノインはビタミンAの約100倍の効果を持つ成分で、ビタミンA類の体内での生理活性の本体そのものです。表皮の深い層にあるメラニン色素を外に出してしまう働きを持っていて、トレチノインは表皮の細胞を活発に増殖させるために、表皮の細胞はどんどん押し上げられていき、そのときにメラニン色素を一緒に持って上がっていき、2〜4週間でメラニン色素を外に出してしまいます。これがトレチノインの特徴です。皮膚への作用として、角質をはがす、表皮の細胞をどんどん分裂させ、皮膚の再生を促す、皮脂腺の働きを抑え、皮脂の分泌を抑える、真皮でもコラーゲンの分泌を高め、長期的には皮膚の張り、小じわの改善をもたらす等があります。表皮内でのヒアルロン酸などの粘液性物質の分泌を高め、皮膚をみずみずしくします。本治療では、この期間ずっと、強い漂白剤であるヒドロキノン(ハイドロキノン)を作用させて、メラノサイトに新しいメラニンを作らせなくしておきます。そうすると結果的に、表皮はメラニン色素の少ない、きれいな新しい皮膚に置き換えられることになります。


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